AIアントニオ猪木 82歳誕生日にお披露目

株式会社Drootsは、2025年2月20日、IGF(Inoki Genome Federation)の社長就任式および出版記念パーティーが開催された会場にて、Dimpact® 3Dホロディスプレイ8台を設置し、AIアントニオ猪木を空中に投影しました。
同イベントでは、元プロレスラーであり、2022年10月に逝去したアントニオ猪木氏の生誕日を記念し、生成AIとホログラム技術を活用した新たな試みが披露されたと、各スポーツ誌が報じています。
猪木ロイドの再現技術イベントでは「猪木ロイド」と称される3DホログラムとAI音声合成技術を組み合わせた猪木氏がステージに登場した。3Dホログラム技術には、LEDを高密度に並べた4本のブレードを高速回転させ、光の残像現象によって空中浮遊する3次元映像を映し出す新しい技術で、裸眼で立体映像を視認することが可能となります。光と3Dモデリングが用いられ、猪木氏の特徴的な姿勢や表情が空間上にリアルに投影されました。
また、AI音声合成は猪木氏の生前の音声データを基に深層学習で訓練され、本人に近い話し方が再現しております。
壇上の猪木ロイドは、「私こそ元祖AI(アントニオ猪木)でして。バカヤローっ!!フッフッフ…くだらねえか」と発言。猪木氏らしいユーモアを交えたこの言葉に、会場の参加者からどよめきと笑いが起こりました。
記念パーティで「闘魂の詩」を披露したシンガーソングライターの杉野強氏は、自身のX(旧Twitter)に「最後はアントニオ猪木会長のAIが登場し、姿と声で4分間の間生き返ったかのようでした」というコメントと共に、猪木ロイドの動画を投稿しています。
